京都市南区にて暑さの気になる劣化した屋根にスーパーガルテクトにてカバー工法
2024/07/18
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
京都市南区にお住まいのお客様より、屋根下の部屋の暑さが気になるというご相談をいただきました。
築22年で初めてのメンテナンスでこれまで塗装もしたことがないため、そろそろ屋根のメンテナンスを考えているとのことでした。
どこかいいところはないかと知人の方に相談されたところ、弊社をご紹介いただいたそうです。ありがとうございます。
現地に伺って調査したところ、既存のスレート屋根に色褪せ、カビやコケの発生、ひび割れなどが発生しており屋根リフォームが必要な状態でしたので、カバー工法をおすすめいたしました。
屋根材は断熱材が入っていて断熱効果の高いスーパーガルテクトをおすすめいたしました。
施工前
こちらは施工前のスレート屋根の様子です。
白い斑点はカビです。色褪せが発生しひび割れもみられる状態でした。
棟板金を撤去したところ、貫板に腐食も見られました。
施工中の様子
ルーフィングの施工
現在の屋根の上からルーフィングを張っていきます。
今回使用したのは、粘着性改質アスファルトルーフィングの「ガムスターSEタック2」です。
粘着性ルーフィングを使用することで屋根に穴をあけることがなくなり、雨漏りのリスクも減らすことができます。
スーパーガルテクトの施工
ルーフィングが張り終わったら次に屋根材本体である「スーパーガルテクト」を葺いていきます。
スーパーガルテクトは断熱性と耐久性も優れているため、冷暖房の利きがよくなり、省エネ効果も期待できます。
板金製の屋根のため音を気にされていましたが、こちらの屋根材は、内部に断熱性が組み込まれているため遮音性も高くなっています。
スーパーガルテクトとはどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
一文字葺きで継ぎ目を揃えて仕上げています。
また野地板だけではなく、垂木に沿って打ち込むことで屋根材がより安定します。
換気棟の取り付け
暑さを気にされていらっしゃいましたので換気棟も二か所設置いたしました。
特に夏場は熱されて高温になることと、また内部から家事炊事などで上がってきた水蒸気になって屋根裏に溜まります。この湿気は小屋裏の腐食なども招いてしまいます。
換気棟を取り付けることでこうした熱気や湿気を外に排出して換気することによって、暑さを抑えるだけでなく、家を劣化させる内部結露から守ることができます。
換気のための口を開けます。水糸を貼って中心からそれぞれ2cmの幅で正確に開口します。
弊社ではこうした細かい施工にこだわり、正確で確実な施工をご提供いたします。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。
一文字葺きによって拡張高い仕上がりとなりました。
また樋も劣化していたため交換しております。使用したのはパナソニックの「グランスケアPGR60 メタリック調軒樋」で、屋根との統一感があるためオススメいたしました。
施工担当者より
この度も正原板金工作所にご依頼いただき誠にありがとうございました。
劣化が進んでいた屋根にカバー工法を行ったことによって屋根そのものの耐久性が向上し、屋根の耐用年数も延びました。
スレート屋根は20~25年が耐用年数ですのでいいタイミングだったかと存じます。
また暑さを気にされておられた屋根をスーパーガルテクトでカバー工法したことで、スーパーガルテクトによる断熱効果や屋根が二重になったことによる断熱性の向上も期待できます。
私自身の家にもスーパーガルテクトを使用していますが、実際に以前よりも涼しく感じます。
夏の暑さ対策をお考えの方は、屋根リフォームの際に断熱機能のあるものを使用されることをおすすめいたします。
正原板金工作所では主に金属屋根を用いた屋根葺き替えやカバー工法など屋根修理、板金工事を行っております。
京都市やその近隣での屋根修理や板金工事は正原板金工作所にお任せください。
現場住所 | 京都市南区 |
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施工内容 | 屋根カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体、樋 |
施工期間 | 1週間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | スーパーガルテクト チャコール(IG工業) |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | ガムスターSEタック2(ガムスター株式会社) |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | 樋:グランスケアPGR60 メタリック調軒樋 シルバー(パナソニック) |