京都市北区にて板金工事〈排気ダクトの制作・取り付け
2024/09/17
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
知り合いのラーメン屋さんから排気ダクトの制作・取付のご依頼を受けました。
飲食店で必須のダクトは、厨房で仕込みや調理する際の油や煙などを吸い込み、換気を行うために必ず取り付けられています。
こちらのラーメン屋さんでは、ものすごい量のスープを煮るので煙が多く、もともとの古い換気扇では換気が回っていませんでした。
熱が屋内にこもり、ご利用のお客様からもクレームになってしまっていたようです。
吸い込み口も壁から寸胴まで20cm以上空いていたのも原因の一つです。
今回は吸い込み口を20cmほど延ばした箱型にし、0.5ミリの亜鉛鉄板で製作を致します。
京都市北区にて行った板金工事、排気ダクトの制作をご紹介します。
施工前
こちらが施工前の様子です。
もともとは換気扇タイプの物が取り付けられていましたが、吸い込み量が弱く、肝心のスープを煮る寸胴から離れてしまっているため熱がこもっていたようです。
現場にて設置個所の採寸を行い、まずは板金の加工を行っていきます。
採寸をもとに展開図を作成し、自社の工場にて加工を行います。
今回使用している鉄板は「亜鉛鉄板」です。
亜鉛メッキ加工された鋼板で耐食性と防錆力に優れています。
厚みは0.5mmの物を使用しています。
展開図通りに加工を行っていきます。
板金展開図を作ることは、板金加工における基本作業のひとつです。
弊社の強みは設計、展開から加工までも完全自社施工で行えることです。
板金工事を始め、神社仏閣の銅板屋根や腰葺き屋根といった伝統的な屋根にも対応可能な技術を持っています。
製造する部品に精度が求められる場合ほど、板金展開図は必要になります。
板金の継ぎ目ははんだ付けし、接合します。
寸胴までの距離と位置を補うためにエルボ型に筒を繋げて、完成です。
展開図から加工は基本的に1日で完了します。
完工
あとは取り付けを行い完工です。
換気扇も新たに取り付け、排気、換気の機能を高めました。
担当者のコメント
この度は「正原板金工作所」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
無事、換気の悪さも改善され、熱気がこもらず快適な厨房になりました。
厨房はスペースが比較的狭く、熱気がこもり、冷房効率なども悪くなりがちです。
調理による臭いや煙、油、水蒸気などをスムーズに外に排出することが重要になりますので、お気を付けください。
正原板金工作所は、京都市にて地域密着で屋根修理、板金工事、雨漏り修理をご提供しています。
三代にわたる伝統と技術を持つ正原板金工作所にお任せいただければ、必ずやご満足いただける仕上がりをお約束いたします。
現場住所 | 京都市北区 |
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施工内容 | 排気ダクトの制作・取付 |
施工箇所詳細 | 厨房ダクト |
施工期間 | 取付1日/加工1日 |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | 亜鉛鉄板0.5mm |