京都市上京区にて雨漏り修理〈ガルバリウム鋼鈑製箱樋製作、トタン屋根から立平葺きに葺き替え〉
2024/07/12
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
知り合いの工務店さんからのご紹介にて、京都市上京区にて雨漏り修理を行いました。
上京区の現地にお伺いしたところ、瓦屋根とトタンの瓦棒葺き屋根が合わさってV字になっている屋根の、Vの底にある大きな箱樋が劣化して穴が空いてしまっていました。
この穴から雨水が下の部屋まで流れて雨漏りを起こしていました。箱樋をサイズを合わせて製作して取り換え、瓦棒トタン屋根も傷んでいたため葺き替えを行っています。
施工前
こちらが雨漏りしていた屋根の様子です。
築50年以上の元からあった瓦屋根と、増築した瓦棒屋根の接する箇所が谷となっており、そこに大きな箱樋が設置されています。
箱樋が劣化して穴が空いていました。
非常に大きな屋根で、しかも二か所から雨が流れてくるためこの箱樋に雨が集中するので、穴が空くと雨水が下に落ちてしまいます。
トタンの瓦棒屋根の葺き替えと、箱樋の交換を行っていきます。
施工中の様子
現在の瓦棒屋根の上に木下地を設置します。
木下地の設置が終わりましたら、上からガルバリウム鋼板にて立平葺きを施工します。
ガルバリウム鋼板はトタンよりもさびにくく、また立平葺きは瓦棒葺きにように芯材の木材がないため腐食が起こりにくい葺き方です。
箱樋を瓦屋根の下に設置するために、瓦の一段目を捲っています。
新しい瓦は、以前に差し替え工事を行われたようです。
現場で採寸を行って社内で加工して製作した箱樋を瓦と新しい立平葺きの下に設置します。
この箱樋は長さ約8m、幅約30cm、深さ10cmの非常に大きなものです。
加工に丸一日かかりました。現場にもってこられる大きさにして現場でくみ上げます。
この箱樋をいれて捲っていた瓦屋根も元に戻します。箱樋には大型の落ち口も設置していますので、雨水がスムーズに排水されます。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。
施工担当者より
この度も正原板金工作所にご依頼いただき誠にありがとうございました。
施主様からも家に合わせた提案をしてもらって雨漏りが無事に解決してよかったとお喜びいただけました。
箱樋は屋根と一体化した構造から外から見えにくく、不具合が起こっていても気づきにくい特徴があります。
また雨が集中しやすい構造であることが多く、雨漏りを起こしやすい場所でもあります。
雨樋の劣化が雨漏りにつながる?事例と予防方法をご紹介
正原板金工作所では雨漏りの箇所を正確に突き止めた上で、箱樋の新規制作や設置、葺き替えなど適切な雨漏り修理をご提案いたします。
京都市やその近隣での雨漏り修理や板金工事は正原板金工作所にお任せください。
現場住所 | 京都市上京区にて |
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施工内容 | 雨漏り修理、製箱樋製作、トタン屋根葺き替え |
施工箇所詳細 | 箱樋、瓦棒屋根 |
施工期間 | 4~5日 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | ガルバリウム鋼鈑 |