東山区にて屋根修理〈築60年以上瓦屋根の葺き替え工事〉
2026/03/24
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
今回の現場は、京都市東山区にある築60年を超える戸建てです。
雨漏りが起こっているのと、瓦の割れがひどく、屋根を葺き替えたいとのご依頼をいただきました。
瓦屋根からガルバリウム屋根への葺き替え工事を施工致しました!
また、足場組み立てから全て弊社でご対応致しました。
施工前

瓦が割れた箇所がところどころ見られます。
割れは、補修材を用いて繋ぎ合わせ、使い続けられる場合もあります。
必ずその瓦を処分して新しいものに替えなければならないわけではないのです。
しかしこの度の瓦屋根は、お客様のご希望を受けて、長い築年数や損傷度合い、ルーフィングの劣化度合いなどを全て考慮し、葺き替えの方が長期的に見て適した工事であると判断し、施工となりました。
施工中
瓦撤去


瓦を一つずつ撤去し、葺き土なども全て清掃していきます。
手作業ですので無駄なく、間違ってもご住宅を傷つけることのないよう進めることが求められます。
垂木・野地板設置

葺き替え工事では、既存の屋根を撤去した後、垂木・野地板と呼ばれる土台をそれぞれ新しく設置します。
垂木は細長い木材であり、野地板の土台となります。
その上の平たい野地板は、屋根材やルーフィングを支える重要な部分で、屋根全体の強度や耐久性に大きく関わってきます。
風や荷重に耐える強度がなくてはならず、加えて、もし施工時に段差や隙間があると、この上に設置する防水シートが傷みやすく、水の侵入経路ができる可能性があります。
▷参考記事:瓦屋根のメンテナンスをすべき劣化症状と費用相場をご紹介
▷参考記事:屋根の「野地板(下地板)」とは?役割や種類について
今回は、元は瓦屋根の仕様だったものを薄い金属屋根に葺き替えしますので、屋根の勾配を調整するために下地から補強し、嵩上げ致しました。
屋根材によって適切な勾配は異なり、不適切であると、屋根上に雨水が滞留するなどの問題が起こるのです・・・。
ルーフィング敷設

ルーフィングは、屋根のための防水シートで、これに穴が開いていたりズレていたりすると、いずれどこかで雨漏りが起こります。
使用致しました製品は、改質アスファルトルーフィング「カッパ23」。
改質アスファルトルーフィングとは、従来使われてきたアスファルトルーフィングに合成ゴムや樹脂を加えて性能を向上させたものです。
柔軟性・耐久性により優れているのが強みです。
メーカー規定の重ね幅を遵守して、何枚ものシートを設置します。


下屋根にも同様、ルーフィングを万全に敷き詰めました。
外壁と接する辺は、特に要注意で施工しなければ、雨漏りが発生するリスクが高まります。
ルーフィングは余分めに取り、後に雨押え板金を設置してしっかりとカバーします。
ガルバリウム屋根材設置

ルーフィング・板金が事前に設置できたら、ここで屋根材を設置する段階へ。
傷んでしまっていた瓦屋根が、立平葺きという工法で、頑強なガルバリウム屋根へと変身していきます。
ガルバリウム鋼板とは、合金でメッキ加工された金属で、現代の屋根工事において大人気で採用されている屋根材です。
軽量で建物への負担が少ないのに、耐久性に優れており、住宅以外にも幅広い建物に選ばれてきています!
特に近年は、シンプルでスタイリッシュな見た目がご住宅と合わせやすいこともあり、人気です。
板金設置

後から取り付ける板金も各種残されています。
まずは、板金の土台となる貫板の設置が完了したところです。
今回は、予算を膨らませないため木材のものを設置し、7年後くらいに再びメンテナンスを行っていただく方式です。
初期費用は上がるものの、木材以外にも樹脂製のかなり劣化しづらい貫板もあり、ご要望に応じて選んでいただくことが可能です。


屋根の頂上を横切る棟板金は、屋根材と屋根材の接する線、つまりどうしても隙間が出来てしまう場所を、しっかりとブロックします。
棟板金・もしくはその土台である貫板の劣化が進み、強風の際に外れたり、雨漏りを起こしたりする事例はよくあるもの。
固定する際の完璧さが、雨漏り防止力に直結しますため、一か所ずつ集中して行っております。

水が排出される先である軒先まで、手は抜きません。

外壁との取り合い部の板金は雨押え板金と呼ばれ、メンテナンスが非常に重要な箇所の一つです。
隙間にはコーキングを打っておき、水の侵入を徹底的にブロック。
ルーフィングを中に余分めに敷き込み、屋根材も設置し、さらに取り合い部を強く覆うことでようやく万全な雨漏り防止機能となります。
完工

以上で完工となります。
今回の工期は1ヵ月でした。
瓦の頃を思い出させるような渋いグレーで、精悍な印象を放つ屋根に。
この工事を機に、より安心あふれる毎日を送っていただけましたらと思います。
担当者のコメント
この度は、正原板金工作所までご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
ガルバリウム屋根は、元の屋根材が重くて(瓦屋根など)建物構造に負担が掛かっていた場合や、耐震性を重視したい場合などにもぴったりといえます。
また、施工がスムーズであるので、工期が長くかからないことも挙げられるでしょう。
ただ断熱性に関しては、やはり金属屋根であるため熱に影響されやすいです。
工事において重視されるポイントなど、遠慮なく職人にご相談いただき、ベストな屋根材かどうかを検討いただければと思います。
▷参考記事:どの屋根材を選べば良いの?各屋根材のメリット・デメリットについて
▷類似の施工実績:京都市伏見区にて葺き替え工事〈瓦からガルバリウム鋼板への葺き替え・屋根軽量化〉
| 現場住所 | 京都府京都市東山区 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根カバー工法 |
| 施工箇所詳細 | 瓦屋根全体 |
| 施工期間 | 1ヵ月 |
| 外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | スーパーガルテクト |












