会社概要｜京都の屋根修理・板金工事・雨漏り修理は正原板金工作所へ

先代の父は徳島で生まれて、小さい頃はすごく貧しくて苦労したそうです。今では想像できないかもしれませんが電気もガスもないような場所で暮らしていてまともに中学も行けなかったとか。
そんな中で知り合いの人が京都に板金屋がいるということで、紹介で京都に来て、そこに屋根裏に住み込みで働きはじめたのが正原板金工作所のルーツです。そちらの板金屋さんは辻板金さんというすごく腕のいい板金屋で、とても厳しかったそうですが、父はそこで技術を磨いていきました。
その方が引退されるときに父に全部譲ると言ってくださり、得意先の方にも全員に葉書で知らせてくれたそうです。
私は父からその技術を叩きこまれました。
「正原板金工作所」としては私で二代目となりますね。

とはいえ最初からすごく板金に興味があったわけではなかったんです。京都の高校を卒業して特にやりたいことがなかった時に、父が板金の学校に行くか？と言ってくれたんですね。
その学校は2年の経験が必要でしたので、父の元で働きながら通っていました。当時は見て覚えろの時代で、父もそうやって教わってきたので、とにかく厳しくて毎日にボコボコに怒られてました。
熱意もまだない頃なので仕事に行きたくなかったですね（笑）。父親とは家でも顔を合わすのでトイレから出たくない時もありました。